ジャン・コクトー堕天使の恋 (02-8-24・25)2004年10月18日 09時25分53秒

ダンス(クラシックとモダンのバレエ)と芝居を融合させた「ダンス・アクト」を観劇しました
昨年の夏に初演されて、この夏、再演となったものです
20世紀が生んだ天才詩人コクトー、その恋人の少年たち、、阿片の誘惑、死への恐怖、というところに焦点を当てた作品でした

バレエダンサー西島千博が主演、クラッシックバレエ、モダン、演技、ととても表情豊かに演じていました
1幕の青年の頃の純情なコクトー、2幕の退廃的なコクトーがよく演じ分けられていました
1幕ラストの西島と金森穣(振付も担当)の官能的なモダンのバレエが圧巻でした
宮川彬良の音楽もクラッシック調、ジャズ風、どれもダンスにぴったり合っていました

物語の語り手で、この舞台でただ一人台詞のある、俳優松橋登、コクトーの詩の朗読も、さすが仏文出身の新劇役者さん、雰囲気があり素晴らしかったです
コクトーの父親役も演じて、恋人の少年とのラブシーンも色っぽかったです

再々演も是非、観たいです
終演後、楽屋口で 松橋さんに語りの素晴らしさをお伝えしましたが
「彼ら(バレエの方達)がよかったからですよ」と、一言

(02-8-24・25天王洲アートスフィア)
リンク:松橋登さんの舞台を観ました

アルヌルフ・フォン・アルニム ピアノリサイタル(2004-10-18)2004年10月18日 19時14分49秒

10月18日、武蔵野音大公開講座シリーズのピアノリサイタルに行きました

ピアニストはアルヌルフ・フォン・アルニム。フランクフルト音大卒、エッセン、フォルクバンゲン音大教授。50代後半(?)
曲目はベートーベンプロ
ソナタ1番、23番、後半創作主題による6つの変奏曲、ソナタ32番。前半から大曲が並びました

1番は、音が軽やかで、軽快に進みました。1楽章の休符の間が何ともいえない間隙でした。3楽章の、次々と連なっていく音符が、大変きれいなうねりで聞こえました
熱情は、春の同じ講座に出演したゲキチの演奏を、放送で聴きましたが、ゲキチの挑発的な、強弱くっきりの演奏とは違い、ロマン派風の、流れるような音楽でした。フォルテも、決して割れないで、丸い音でした
変奏曲は初めて聞きましたが、うつろの心による、と似ていました
最後は、終曲。マエストーソも、悪魔的ではなく、おさえられ考えられた音でした。アリエッタの表題のごとく、曲の最後長くのばされた音の余韻が、祈りのように聞こえました
(武蔵野音大ベートーベンホール)