リレーコラム2006年02月08日 09時12分46秒

ブログ友に教えてもらった、“ぴあ”のリレーコラム。 クラッシックのピアニスト、オペラ歌手、作曲家等等が、“お友達の輪”風に、次々と友人を紹介して、コラムを書くページです。クラッシックだけでなく、現代音楽の作曲家等も入っています。『アーティストが日々思うことや現在の活動についてなどをリレー形式でご紹介。そのアーティストの意外な素顔や交友関係などが分かります』というもの。まあ、チケット売り上げのための策なのでしょうが、短い文章ながら、面白いものです。変わった所では、あのクセナキス作曲エオンタやシナファイ(楽譜10段譜、声部15声=10本の指でどうやって?)を2番目に弾いた(1番目は高橋悠治さん)という大井浩明さんのコラムもありました。なかなかクラッシックの雑誌では取り上げられない人ですが。詳しくはぴあコラム

魔法の指のひみつ2006年02月11日 00時43分44秒

神谷郁代さんのピアノを聞いたのは、母校にコンサートホールが出来たときの柿落としの演奏会だった。都心の大通りの道沿いにある小規模な建物は、昔映画館だった、と聞いている。古い建物は、スクリーンこそなかったが、客席の椅子の並びなど、そう言われれば、そんな感じだった。高校時代には、2階の、もしかしたら映写室だったかもしれない横長の部屋で、ソルフェージュの授業を受けた事があった。卒業して数年経った頃、学校創立何十周年かの記念に建て替えられ、立派なホールになった。その記念コンサートで、確か、プログラムは決まっていなかった。開演の時間になると、神谷さんが舞台に出て来て、お話をしながら名曲を弾くというものだった。月光と、熱情(だったか?)、ためいきなど。後半の曲は休憩中に考えますね、と言って、袖に帰っていった事が印象に残っている。考えただけで、何曲でも弾けるレパートリーがあるのだと驚いたものだった。その神谷さんが、演奏活動35周年を迎え、雑誌の掲載をまとめたエッセイを出版した。故郷伊勢崎で初めて聞いた生のオーケストラの話から、音楽コンクール、留学、演奏旅行で訪れた国内外の街の印象等が、飾らない言葉で書かれている。子供の頃先生のお宅で聞いたリパッティのショパン。多分、その頃は、今のようにウオークマンもなく、CDもなく、どこのうちにもステレオがあって、クラシックのレコードを買って聞ける、という時代ではなかったと思う。先生が具体的にわかりやすく説明してくれて、最後に『あなたも綺麗な音が出せるピアニストになりなさい』と。美しい音を出すとう練習は、一つの音を5秒ぐらいかけてゆっくり弾いて聴く、という方法だという。題名にある魔法の指のひみつは、基本練習にあるという。今でもハノンやハ長調二長調の音階練習をするそうだ。ゆっくりと固い音から柔らかい音、というように音色を変えながら丁寧に弾く。またピアノの他に、室内楽もやるとよい、1人で弾いていると気づかない微妙なリズムがわかるという。楽譜については、古い出典の原典版ばかりに頼る事はよくない、色々な版を見て自分なりの解釈を持つという事が大切。後半には、演奏旅行で訪れたベニスでふとCD屋さんに入ったら、自分のCDが売っていて、感激した。『思わず買おうかと思ったが、この街の誰かに聴いてもらった方が良いとおもい、元の棚に戻した』というエピソードは微笑ましかった。(魔法の指のひみつ/神谷郁代著 ショパン2002−3刊)

鑞梅2006年02月11日 20時24分14秒

同じく百草園の鑞梅。もう見頃は過ぎていました。

紅梅2006年02月11日 20時25分27秒

京王線沿線の旅をしてきました。 百草園(もぐさえん)の紅梅は、まだ咲き初めです。今月末ぐらいが見頃かもしれません。