霜月紅葉2011年11月10日 10時26分24秒


紅葉始まる




上から
井の頭公園
丸池公園
深大寺

作家と画家の邂逅2011年11月22日 21時33分16秒

秋の野に鈴ならし行く人見えず
野と鈴とでノオベルになる
文豪といわれる作家でも
このような軽い言葉遊びなるものをするものなのですか

川端康成とその本の装丁を書き続けた東山魁夷との
手紙のやり取りをまとめた一冊

第1章には 昭和30年から作家が亡くなるまで文通していた手紙と
その写しが添えられている

第2章は東山魁夷の画集のようなもの
第3章は川端康成の収集した絵画や書画骨董などの写真がある

手紙の前後の解説もついているが 手紙を読んだだけでもその前後は想像できる

双方の手紙を読むだけで 清々とした心持になった

川端康成がノオベル賞を受賞した時は
まだ作品も読んでいないような子供時代だった
亡くなったのは昭和47年 もう学生だったね
前年に三島由紀夫が亡くなった
それから数年して 鎌倉に住む同級生と逗子マリーナに行った
あそこが川端康成の家だった と聞いた

東山魁夷は 日本画を専攻していた中学時代の同級生と
見に行ったのが最初だったかもしれない
どこの展覧会だったかは忘れたけれど

一昨年の善光寺ご開帳の折に
寺の裏手にある信濃美術館東山魁夷館に行った
久し振りに見た作品も 数多くこの本に入っている


これ1冊で 画集と作品が読める


川端康成と東山魁夷―響きあう美の世界/求龍堂 (2006/09)

mozartの顔2011年11月24日 22時14分29秒

モーツァルトの妻の姉アロイジアの夫ランゲが書いた
『モーツァルトの顔』の絵が日本で初めて公開された

日比谷にある第一生命ビルのギャラリーで19日から明日まで開催されている
そのほかにも キラキラ星 トルコ行進曲の自筆譜
ナンネルの音楽帳 バイオリンソナタなど数点

映画や舞台での『アマデウス』の一場面で
コンスタンツエがサリエリのところに
モーツァルトの楽譜を見てくれと持ってきた場面があった
開いてみるとどこも間違いを直したあとがない
それを見てサリエリが奈落の底に落ちたような衝撃を受ける
あの場面がアマデウスの一番の象徴だったようにおもう
そしてその通りに 楽譜のおたまじゃくしは整然と並び
美しい という様相で書かれていた

ロビーでは 時間になるとコンサートが開かれる

本日の演奏はピアノフォルテ
Op.1を聞いただけでも
モーツァルトになったのではない
モーツァルトとして生まれたのだ
と思えるような曲
後年書いたピアノソナタの片鱗がみえた

キラキラ星変奏曲

幻想曲
は 後半長調になった部分で終わらないで
冒頭の短調に戻ったところが付け加えられた
この長調の部分はジュスマイヤーが書いたとされるという説もある
長調で終わったほうがモーツァルトらしいように思う

トルコマーチの付いたソナタ
マーチの冒頭「シラソラド」の「シ」を短前打音で短く弾いた
昨今の古楽や音楽学の説なのか
ちょっと前のめりにつっかかるような感じに聴こえた

会期は明日まで
コンサートは18時から弦楽四重奏が予定されている

そういえば 今は晴海に移ったホールがここにあったとき
コンサートで弾いたことがあった
古めかしいホールだったが
由緒正しい場所だったのでしょう
何を弾いたか思い出そうとしたが
たぶんメンデルスゾーンだったような
高校時代の話ですが。。。

(モーツァルトの顔/第一生命ビル/2011-11-24)

ベロフピアノリサイタル2011年11月29日 22時22分44秒

2011-11-26
すみだトリフォーニー大ホールにて
30年ぶり?ぐらいで聞いた ベロフ

シューマンアラベスク
リストソナタ
シューマンは初めから弱音を踏んでいたか
柔和と言うような音色で始まった
リストのソナタ
どうなのかと思ったがとても良かった
デモーニッシュというわけではないが
和音がどんなに厚くても メロディーがくっきり聴こえた
このあたりはドビュッシーで取った“杵柄”か

休憩の後

忘れられた映像から映像1,2集
忘れられた・・・というのは 版画 の習作のようなものなのか
定番の映像に 休みなしで続けられた
これはもう なんともいいようのないほど
美しいというのか 見事というのか
くっきりとしたメロディーが聴こえるが
和音と逸脱していないのだ

一時期 腕の故障で演奏会から退いていたが
見事に復活していたのですね

客席も8割ぐらい埋まっていた
後半の映像で曲間の拍手が出なかったのがよかったね
聞きなれていたのか 聴衆も拍手しないでくれた
玄人贔屓のプログラムだったからかもしれないが

アンコール
レントよりおそく
アラベスク1番

(ミッシェル・ベロフ ピアノリサイタル/2011-11-26/すみだトリフォニー)