12月2011年12月06日 10時16分46秒







まだ秋景色か2011年12月22日 10時11分10秒






2011-12-18
武蔵野市井の頭公園内

ジョルジュ・サンドの恋人は2011年12月26日 20時35分58秒

誰?と聞かれたら
ピアノの好きな人なら
ショパン
と 答えるでしょう

でもサンドにはそれまでにもたくさんの恋人がいました
詩人のミュッセもそうでした
そして 
ショパンと出会うまでは弁護士のミッシェルが恋人でした

ミッシェルと二人で
リストの恋人マリーダグー夫人のサロンに行ったところ 
ショパンと出会ったのでした

ショパンとの事を知ってミッシェルは サンドに別れの手紙を書きます
そして友人として弁護士として 生涯サンドを支えることになったのです


サンドとミッシェルの往復書簡の朗読の舞台
サンド=渡辺美佐子
ミッシェル=松橋登
ショパンを表す曲を弾くピアニスト=清塚信也

会場は並べるイスで仮設のようにも感じたが
200席ぐらいか 満席


舞台は中央にピアノ
上手に花と 小机の上には茶器
下手の小机には 酒瓶(?)で
男女を表している
オープニングのノクターンのようなオリジナル曲が奏でられ
上手からジョルジュ
下手からミッシェルが現れ
朗読劇の始まり
手紙の朗読の間に 手紙の内容に関係する曲がそのたびに演奏される

ただ ピアノの演奏が終わると それぞれに拍手が来て
それから朗読が始まり
やや分断されたように感じた
曲が終了後すぐに朗読が始まった方が見やすいと思った

渡辺の声は朗々としていて聞きづらいところが全くない
少し咳をしていたので喉を痛めていたのかもしれない

夏にも朗読を聞いた松橋登
今回は作品ではなく手紙の朗読だったが
声にもしっかり演技が入っていた

清塚のピアノ この人は〝のだめ〟の手をやった人(千秋の吹き替え)
ショパンの繊細さがよく表されていた
ホールではなく広い舞台で反響板もないため
音は散れていくように聞こえた
ビジュアルをよく考えた演奏スタイル
ややおおげさなジェスチャーもあった
コンサートではこうではないのかもしれない


ショパンとサンドが別れたのは
いろいろな理由があると思うが
手紙からは推測されるのは
ショパンは貴族たちサロンの寵児
サンドは社会運動という反体制運動に進んでいき
それが理由では という問いかけ

1848年
「農民や民衆が苦しんでいるのに
貴族達は贅沢三昧
そんな民衆を見捨ててはおけない」
というサンドの手紙
今の日本の状況の投影図のようにも思え
ほろりとさせられた

「病床でショパンはあなたに会いたがっていますよ」
というミッシェルの手紙に続いて
葬送行進曲が演奏された
これでショパンの死を暗示させる

最後のサンドの手紙
「ノアンの田舎道を歩いているときのショパンの笑い声が聞こえる」



衣装も凝らず 小道具もなにも使わない
朗読劇と演奏だけのシンプルな舞台が
豊かなひと時を作っていた

(ピアノと物語ジョルジュ/2011-12-26/座高円寺)