作家と画家の邂逅 ― 2011年11月22日 21時33分16秒
秋の野に鈴ならし行く人見えず文豪といわれる作家でも
野と鈴とでノオベルになる
このような軽い言葉遊びなるものをするものなのですか
川端康成とその本の装丁を書き続けた東山魁夷との
手紙のやり取りをまとめた一冊
第1章には 昭和30年から作家が亡くなるまで文通していた手紙と
その写しが添えられている
第2章は東山魁夷の画集のようなもの
第3章は川端康成の収集した絵画や書画骨董などの写真がある
手紙の前後の解説もついているが 手紙を読んだだけでもその前後は想像できる
双方の手紙を読むだけで 清々とした心持になった
川端康成がノオベル賞を受賞した時は
まだ作品も読んでいないような子供時代だった
亡くなったのは昭和47年 もう学生だったね
前年に三島由紀夫が亡くなった
それから数年して 鎌倉に住む同級生と逗子マリーナに行った
あそこが川端康成の家だった と聞いた
東山魁夷は 日本画を専攻していた中学時代の同級生と
見に行ったのが最初だったかもしれない
どこの展覧会だったかは忘れたけれど
一昨年の善光寺ご開帳の折に
寺の裏手にある信濃美術館東山魁夷館に行った
久し振りに見た作品も 数多くこの本に入っている
これ1冊で 画集と作品が読める
川端康成と東山魁夷―響きあう美の世界/求龍堂 (2006/09)
緑釉の香合 ― 2010年08月28日 21時47分32秒
山本兼一著『利休にたずねよ』を読んだ
利休自刀の場面から 3日前 一月前 と
時間軸がさかのぼっていく書き方で利休の半生を描く
秀吉はじめ 武将や弟子達のエピソードが短編のように
1章ずつ並ぶ
秀吉が どれだけ欲深く成り上がりか(悪い意味でね)
利休が どれほど美意識が高いかを その中で浮き出させてある
茶道の内容も詳しくわかりやすく書かれてある
お茶 昔習った事あったよねぇ
かなり長編だが さっと読めた
“緑釉の香合”は
秀吉はこれをほしいがために 利休に難癖つけて
切腹させ 奪おうとした とか
最後までキーポイントのひとつとなる
香の入れ物のこと
山本兼一著『利休にたずねよ』PHP研究所 (2008/10/25) ¥ 1,890
利休自刀の場面から 3日前 一月前 と
時間軸がさかのぼっていく書き方で利休の半生を描く
秀吉はじめ 武将や弟子達のエピソードが短編のように
1章ずつ並ぶ
秀吉が どれだけ欲深く成り上がりか(悪い意味でね)
利休が どれほど美意識が高いかを その中で浮き出させてある
茶道の内容も詳しくわかりやすく書かれてある
お茶 昔習った事あったよねぇ
かなり長編だが さっと読めた
“緑釉の香合”は
秀吉はこれをほしいがために 利休に難癖つけて
切腹させ 奪おうとした とか
最後までキーポイントのひとつとなる
香の入れ物のこと
山本兼一著『利休にたずねよ』PHP研究所 (2008/10/25) ¥ 1,890
カンさま ― 2009年11月17日 18時58分08秒
巷には憎悪と怨嗟が渦巻いています。インターネットにつなげると「こんな奴許せない」という書き込みをよく目にします。そうした否定的な感情によって盛り上がる刹那的な共同体は、その都度敵を見つけては叩き、また新たな敵を見つけ出す事に血眼になっているように思えてなりません。それではいつまでたっても孤立感や猜疑心から解放されないでしょう。なぜならより共感を持てるものを見つけ出し、それを通じてポジテブに絆を高めあう愛が欠落しているからです。
よくないものまで いいといったり
褒めごろし的なカキコもしらけますが
共感出来る 共有できるという事も必要なのでしょうね
漱石への旅など アエラに載ったコラムなどを集めて
1冊にしたもの
最近はインテリな学者さんがテレビに出演する回数が増えてきましたね
専門だけでなく知能テストのようなものまでやったり
カン先生も政治討論から夏目漱石 サイボーグ009までとレパートリーも幅広い
本誌には 寅さんの地元を訪れたり
キャッチボールをしたりのDVDも付いていて
“よんさま”ならぬ“カン様”
ほんとに そう言われるそうですよ
(AERA MOOK 姜流 /朝日新聞出版/2009/1400\)
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