これピアノなんですよ2008年05月27日 22時30分25秒

ファツィオーリの斬新過ぎるピアノ

電子ピアノじゃないですよ
http://www.flickr.com/photos/12419473@N04/
こちらで いろいろなアングルが見られます

もののあはれ を弾く /アファナシエフ2008年04月01日 20時51分55秒

★再放送あり2008-10-30-午前9時bs-hi

ハイビジョン特集
「漂泊のピアニスト アファナシエフ もののあはれを弾く」

チャンネル:BShi
放送日:2008年 4月 2日(水)

本放送で見のがした冒頭は
燃えるような京都の紅葉から始まり やはり美しい映像
『芸術家の家』というのは その人達のための家という事もありますが
スパイ(古い?)の人も住んでいたというので 監視するためという事もあったようです
現在はベルサイユに猫と共に住んでいるとか
仙人のような生き方ですね

ワルツの7番 2台ピアノの自作曲がよかったです

本放送から2週間ぐらいで再放送され
きっと反響が大きかったのでしょう(2008-4-3)


以下 本放送の感想

昨夜のハイビジョン特集は
「漂泊のピアニスト アファナシエフ もののあはれを弾く」

ソ連時代に発禁にならなかった書物は 日本のものだけだった という
ロシア生まれのピアノの鬼才・アファナシエフがその中から選んだのは
“徒然草”
聴いたレコードは 能 のレコード

音楽の中にある休符は 静寂を聴くためにある

誰にも告げず 亡命して パリへ

だが そこで求められているものシンボルとなるような 目だった演奏だけだった

レッスンの模様も流されたが
今風の 大仰に 身体を揺らせて弾くスタイルを修正していました

亡命先のフランスで隠遁者のように暮らす

ピアノの他にもクライスレリアーナを 芝居にしたり
何でも出来る芸術家 アファナシエフ

京都へ旅して静寂を聴く姿は
たしかに隠遁者のようにもみえる

演奏のスタイルは指を伸ばして
じゃんけんの パーのような感じで弾く
それでも高音はすっきりと鳴っている
透明感というより 丸みや柔らかみを感じる

京都の寺で アファナシエフ1人のために舞われた
金剛流の能 は贅沢

その寺で弾かれた アファナシエフのシューベルト21番も
また 同様に

秋の京都の風景も美しく
保津川下りをしながら 静寂を聴く 映像も
よけいなナレーションもなく
櫓を漕ぐ音だけにして

演出も秀逸

再放送期待します

ハイビジョン特集「漂泊のピアニスト アファナシエフ もののあはれを弾く」 NHK BShi:2008年 3月18日(火)

鬼才 と思う/アファナシエフの シューベルト2008年03月27日 20時49分10秒

演奏が遅いとか 速いとか
もう そういう次元で語れないものを感じます

ピアノソナタ19、20、21のCDは
20番の3楽章で録音が2枚目に渡ります

それだけテンポは遅いのですが
それは必然の遅さ

先日放送されたドキュメントの中で
川下りの船の中 あたりの風景をじっと見つめる
アファナシエフの映像が有りましたが
その様子から この演奏も理解出来ます
時間の中に じっと佇んでいるとでもいうような

ペダルの響きを 極力抑えて
広がりでない響きを感じる

曲の全部が遅いわけでなく 速い所は速いんです
メヌエットなどは可愛らしい

20番の冒頭もペダルなし
一つ一つの音を 塗り込める とでも言うような弾き方

2楽章も ぽつぽつ と雨だれのような始まり
ペダル出来るだけなしで(弾け と楽譜にあるような)演奏

以前『solo』というCDで高橋悠治さんの演奏を聴きましたが
ペダルを大幅に使ってデモーニッシュに弾く高橋氏とは 対極

アファナシエフさんも また 鬼才
なんでしょうね

よいこはマネしないようにね

シューベルトピアノソナタ192021/
ピアノ アファナシエフ(1997年録音)